2015/08/03
DIY
簡単リメイク!のり残りしない壁紙の貼り方~貼って剥がせるのり
こんにちは。
ROOM ARTの田中です。
以前の記事で「【初心者向け】基礎編・壁紙の貼り方のポイント~貼って剥がせる糊」をご紹介しました。
何度も貼って剥がせるというのが「壁紙用糊はってはがせる」のいいところですが、壁に塗ると、剥がした時に必ず糊が残ってしまいます。
そこで今回は、貼って剥がせる糊を使った「糊残りしない壁紙の貼り方」をご紹介します。
ポイントを押さえておけば、壁や床、ドア、ガラス、家具など、様々な場所を簡単にリメイクすることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
のり残りしない壁紙の貼り方
作業工程はたった2つだけ。
「のり塗り作業」と「貼り作業」。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、基礎編でご紹介した工程と一緒です。
何が違うのかというと、のりを塗る場所です。
貼りたい壁紙の裏に糊を塗る
基礎編でご紹介した方法は、貼る場所に直接のりを塗っていました。
のり残りしないためには、下の画像のように、貼りたい壁紙の裏に糊を塗ります。
角や端は入念に糊を塗ってください。たっぷり塗っておけば剥がれてくる心配がありません。
この時注意する点は、壁紙の表面が汚れないようにすることです。
床がのりで汚れるを防ぐために、新聞紙などを下に敷いて塗っていきますが、塗っている最中に壁紙がズレたりすると、表がのりで汚れてしまう可能性があります。壁紙を動かさずしっかり固定して塗るのがポイントです。
全て塗り終わったら、しばらく置いて乾燥させてください。シールのようなペタペタした状態になるまで待ちましょう。
空気を抜くように貼り付ける
乾いたら、いよいよ貼り作業です。
重みで剥がれてくるのを防ぐために、上部はスキージーで強く空気を抜いて貼り付けてください。
ズレたり失敗したりして貼り直す際には、ゆっくりと剥がしましょう。強く剥がすと壁紙がやぶれたり、引っ張られて伸びてしまう恐れがあるので十分に注意しながら剥がしてください。
スキージーをもっていない手で引っ張りながら貼り付けましょう。こうすることで、壁紙にしわが寄ることなくキレイに貼ることができます。
貼る作業は約30分ほど。あっという間に完成しました。
貼りたい壁紙の裏に糊をぬっておけば、好きな場所に自由に貼ることができます。
もちろん「はってはがせる」タイプなので、剥がして別の場所に貼るなど、繰り返し使用することが可能です。
デザインに飽きて、新しいものに変えたい!と思った時には、セパレータを挟んで巻いて保管しておけば、また気分に合わせて貼り替えることができます。
なにより、壁側にのりが残らないので、賃貸でも安心して貼れるのがこの方法の最大の魅力です。
賃貸だから・・・とDIYを諦めていた方にオススメののりなのです。
さらに、
この方法なら、壁だけでなく、このように家具も簡単にリメイクできます。
カラーボックスが大変身!
アレンジの幅がグっと広がりますね。
まとめ
今回応用編をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
作業工程は基礎編とほぼ変わりません。
のりを塗るのも貼るのも、押さえておきたい作業のポイントは基本的に同じです。糊を塗る場所が違うだけです。
壁紙の裏に塗れば、貼って剥がせるシール状の壁紙になるので、壁だけではなく、ドアやガラス、家具などにも使用することができます。
ただし、今回の応用編でひとつ懸念されるのが、壁紙の裏に塗った場合には、糊を塗る場所と乾かしておく場所を確保しなくてはならないという点です。直接壁に塗ればそういった問題点はありません。
どちらが良いのか、自分に合った方法で試してみて、オシャレな部屋づくりを楽しんでくださいね。